挫折した夢の原点、ザンビアで開業9年目を迎えた件 Reクリエイトの諸々 代表北川哲平の諸々

 

今日から10年目スタート。
節目の昨日、長年行きたかった場所に行くことが出来ました。
Reクリエイト株式会社を設立した2010年6月8日、お客様のところを訪問して車で帰宅途中の夕方。

ちょうど姫路バイパスの姫路南インターを降りる手前くらいでした。
FMラジオからザンビア🇿🇲のことわざが流れます。

『ひとりで走れば、早く走れる。
みんなで走れば、遠くまで走れる。』

起業してこれから頑張ろうという北川にとっては、とても胸にくる言葉でした。

まさに写真にあるようなアフリカの広大な大地をその日もイメージしていました。

個人の能力に頼る短命の会社ではなく、
長くお客様の、世の中のお役に立てる会社を作ろうと、この言葉を会社の経営理念にしました。
これがきっかけで、
ザンビアには薄っすらと、いつか行ってみたいなと思っていました。

それなりに会社も順調に伸びていき、
国際展開を考えるようになり、日本人にとっては一番馴染みのある外国語である英語を基軸にしようと考えました。

英語を公用語としている国を調べていたら、
世界の196か国中、意外と58の国でしか喋られていないと分かったんですが、
その中にザンビアが入っている訳です☆彡
そこで、まあ一度は行ってみるしかないなと思います。

それから、
ザンビアで支援活動をしている方と出会ったことも大きく一押ししましたし、
自分を探究するために過去を振り返った際も、
子どもの頃からの夢である科学者。
なりたかったのに大学受験で失敗してなれず。

自分が優秀じゃないなら、
優秀な人が開発した商品を広げる側に回ろうと会社経営を意識したことを思い出し、
なんで科学者だったのか。
よくよく考えると、
1990年から1年だけ放送されていたNHKのアニメ「ふしぎの海のナディア」のダブル主人公の自らを天才科学者と称する男の子「ジャン」に憧れていたからと分かり、
そのアニメをよくよく調べると、
もう1人の主人公の女の子「ナディア」の出身地がアフリカじゃないですか。

さらに調べてみると、
アフリカの場所までは特定されていないものの、
東アフリカの南側であることまでは分かりました。
ひょっとして、コレ。
ザンビアじゃないのか。

あてもなくザンビアの地図を見ていたら、
女の子の主人公ナディアが、
親と生き別れた時に預けられた宝石と一緒の名前。

『ブルーウォーター』

と名付けられた湖がザンビアの首都ルサカにあるじゃないですか!!!
(アニメは、そのブルーウォーター💎を執拗に奪おうとする悪人たちから、ジャンの開発したモノを駆使しながらナディアと一緒に逃げ、生き別れた親がいるはずのアフリカを目指す物語)

これは絶対に行くしかない。
そう強く思いながら、1年、2年。
ただ思うだけではアフリカは遠く、
なんなら怖いw

何がなんでも開業10年目までには行こうとは決めてましたが、
そんな中、
数日前に投稿しました遥さんのケニア滞在の話に感化され、最後の一押し。
ついに、ザンビア🇿🇲に来ました☆彡

今回の写真は、
「空港出てスグ」の風景と、
「ブルーウォーター近郊のルサカ市郊外」のものです。

まとめて明日にでも投稿しますが、
「ルサカの市街地」
かなり近代的に整備された綺麗な街です。
今回の風景とはかなりギャップがあります☆彡

ブルーウォーターとその近郊エリアは、おそらくルサカの中でもその近郊の方しか踏み込まない場所かと思います。
地元ですら観光地でもなく、
本当に近くに行くまでブルーウォーターどこ?って聞いても誰も分かりませんでした(^^ゞ

Googleマップに頼りながら、車を走らせ、
あぜ道、デコボコ道を越え、
近くまで来たものの先に道は無く、
車を降りて歩いて向かいます。

そこから先に会う方々に場所を聞けば、
みんな明確に同じ方向を示してくれます。
しばらく歩いたら、ありました!
写真でどこまで伝わるかですが、
深い青色をした湖が、乾いた陸地にドーンと現れます。

湖の周辺には、人が多く住まれていて、
水浴びをしている方がいっぱいいました(^^)

湖の近くに犬がいたので、
写真を撮っていたら現地の方が、何しに来たの?
と声をかけてくれました。
この湖を見に来たんだよ。綺麗な湖だね。
と話をすると、
そうだろ。この湖は浅瀬が無くて一気に深くなるんだ。って教えてくれました。
合わせて、毎年この湖で何人も沈んで死んでしまうとも教えてくれました(^^ゞ

溺れて沈んでも浮いて来ず、
深すぎてどこまであるのかも分からないとのことでした(*^^*)
みなさん、命がけで水浴びをされてます(^^ゞ

そんな訳で、
人生で一番の目的地、おそらく北川しか行きたいと思わない。かもしれない場所に行くことが出来ました🚩
日本からは、あまりにも遠かったw
でもその分、達成感と充実感があります(^^)

実際のアニメのモチーフだったかどうかは、分かりませんし、それはどうでもよく。
今の北川の人生の流れの中で、
ココに辿り着いたと感じてます。
挫折した子どもの頃からの夢の原点、
起業して会社経営をしている今の自分の原点が、
このブルーウォーターだったんです。

29歳、資本金1円から始めた会社も、
おかげさまで10年目の今では、8000万円まで大きくすることができ、今年タイミングを見て1億円まで増資をします。
経営コンサル会社から始めて、今では実業もいくつかさせて頂けるようになりました。
どうせ人の役に立つなら、小さくより大きく。
これからの1年は、次の10年のための準備期間にしようと思います。

本当にいつも皆さまのおかげさまです。
結構な長文ご覧頂き、誠にありがとうございます<(_ _)>