拝啓、死ぬ前の僕へ 昨日本当は東京に行きたかった件 社会福祉

 

吃音症(きつおんしょう)っていう発話障害の存在を知っていますか?

それと、その吃音症の高校生ラッパー「達磨(だるま)」くんをご存じでしょうか?

言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこない。
言葉の発声が連発してしまったり、一時的に無音状態が続いたり、語頭や語尾が伸びてしまう。

要は「ドモリ」のことで、流暢ではない話をされる症状です。

多かれ少なかれ、ドモってしまうことってあるかと思いますが、仕事上でもプライベートでも北川もよく吃音になります。
「達磨」くんは、特にカ行や濁音を日常生活で発しようとすると、極度にドモってしまう吃音症。

ドモることを恥ずかしみ、誤魔化しながら生きていた中、
ラップでリズムに乗せるとスムーズに言葉を発せられる事に気づき、

友達と一緒にラップに熱中する中、目標が生まれる。

BSスカパーの「BAZOOKA!!! 高校生 RAP 選手権」に出場すること。
現役高校生の僕にはチャレンジするチャンスは5回。
ただ出場できたのは1回、それも初戦敗退。

悔しかったけど、大きな転機があった。

対戦の中、
「さっきもトイレ聞くのもドモっちまった いつもそういう経験してる ステージ上で声にした経験 俺のラップは俺にしかできねえ!」
すると、対戦相手が
「その経験、曲にしやがれ!」
ライバルのその言葉にハッとさせられ、初めての作詞に取り組み『音文(おとふみ)』という曲ができた。

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俺は普通に友達と話したいだけ。
好きな食べ物を普通に注文したいだけ。
神様って奴は取り柄のない俺に。
普通の事すらさせてくれないんだ。

拝啓、2年前の僕へ

拝啓、死ぬ前の僕へ
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ラップで自信を持った今の自分が、
悩み苦しんでいた過去の自分と、
死ぬ前の自分、未来の自分へのメッセージが綴られているんですが、彼にしか書けない心に響くものでした。

彼の存在を知って、いつか直接聞きに行きたいと思いながらも、現役高校生だからか、調べてもその機会もなかなか無く。

急遽、新宿ピカデリーで先行的に応援公開される映画『ブラック校則』の上映会に、ゲスト出演することが決まった事を知り、 どうしてでも行きたくてチケットが欲しかったんですが、
そもそも、この映画自体が、
セクゾ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんと、
キンプリ「King & Prince」の高橋海人さんが出ている話題作ということもあって、まったくチケットを取ることができず(T T)

転売サイトでオファーをしても倍率が高く抽選もれ(T T)

また次の機会を待とうという思いの中、
北川の会社で運営する障害者グループホームでは、全棟それぞれで防災訓練を行ったり、
グループホームで一緒に暮らしている保護犬の「こまちゃん」と、
ブリーダーさんのもとで繁殖されたのにペットショップにも並ばせてもらえなかった北川家の愛犬「ほんまる」を出会わせたりしました☆彡

利用者さんたちも、防災訓練に真剣に取り組んでくれたり、北川家の犬もかわいがってくれたりしました(^^)

みんな何らかの障害(スペシャリティ)を持って一緒に暮らしている訳ですが、
ホームでの家訓は、『承認、感謝、愛』
リビングにも高らかと掲示してますw

お互いの違いを認め合って、
責任の範囲を広げて誰かのために何かをして、
何かしてもらった人は感謝を伝えて、
誰かが失敗しても許してあげられるお互いの信頼関係を構築する。

障害があったからこそ頂いた縁に感謝して、
障害があるからこそ得られる人生の続き。

障害者グループホームを経営する者として、
達磨くんの生き様からも学ばせて頂きながら、
利用者さんの人生を支援していければと思います。

いつもありがとうございます。

それでは、行ってらっしゃい!