男とか、女とか、そういうことじゃない件 社会福祉

 

女性棟、男性棟につづき、
今月から『ダイバーシティ棟』というアグレッシブなコンセプトの障害者グループホームをOPENさせてます。

ダイバーシティっていうのは、多様性という意味で、
利用者さんも男性とか女性とか、括られたくない方もいるかなと思いまして、そんな方が気持ちよく利用できるグループホームがあっても良いかなと思って開設しました ^^) _旦~~

ただ性別不問の棟ということなので、
LGBTの方歓迎ではあるものの、普通に男性でも女性でも利用可能です。

すでに入居が決まっている方は、男性も女性もおられます☆彡

批判を恐れずに言うと、
障害者ってこれまで世の中から差別されてきて、
その状況を正常に戻すプロセスに、市街地の一軒家で運営するグループホームがあるのかなと思ってます。

グループホームを運営しだして実感しますが、
今でも障害者って聞くと、
怖いとか、危ないとか、括られたイメージしか持てない方もおられます。

確かに、他害行為をしてしまう障害者の方もいると思いますが、そういう方は市街地での共同生活はできないので、グループホームの利用はできません。

大事なのは、人を一色単にくくらないこと。

障碍があっても、むしろ障碍があるからこそ、
素敵な人間関係を構築できる方はたくさんいます。
その性格や価値観も人それぞれ。
障碍が無い人でも、怖い人や危ない人はいて、
障碍があろうがなかろうが関係ありません。

少数側を括って、物事を判断し隔離することは、価値が低く、
多様性を理解し共存することは、価値が最大化していきます。

同じ日本人
同じ性別
同じ世代
同じ家族構成
同じ考え方

同じ人で集まれば集まるほど、価値が無い集団。
じゃがいも農家がじゃがいも農家とつるんでも、ジャガイモしか食べられません。

じゃがいも農家は、にんじん農家、畜産農家、漁師や米農家と、自分と違う人と集まれば集まるほど、食生活は豊かになります。

多数側にいる人が、その多数でつるむ時代は古いんですけど~な感じなので☆彡

積極的に、意識的に、
自分と違う人と一緒にいることで、豊かな人生になるはずです。

当社はフィリピンのセブにもオフィスがあって細々やってますが、
このたびの障害者グループホームでも姫路在住の複数のフィリピン人の方に入社頂く運びとなっています。

また、昨日の投稿にもあるように、
子育て世代の方もいれば、中年の方から、60歳を超えた方まで世代はバラバラ。(当社は定年がありません)

もちろん男性も女性もいれば、
身体に障碍をお持ちの方も活躍頂いていまして、
多様な方々が輝ける職場ができてきました。

サラリーマンってこうですよね~。
ブログやってる人ってこうですよね~。
O型は大雑把で、A型はやっぱり几帳面ですよね~。

障害者の人ってこうですよね。
外国人ってこうですよね。
男って、女ってこうですよね。

人をくくる、ジャッジマンになることで、世間を狭くし、
じゃがいもだけ食べて生きていくことになりますw

特徴が分かれればカテゴリーで括られることもありますが、
あたかも、そのカテゴリー全員が同じと、単一視しないこと。

自分と違うカテゴリーにいる方とは、積極的に関わっていく。
スタッフにとっても、利用者さんにとっても、
豊かな人生をともに過ごす場所をつくっていく所存です。

いつも感謝です<(_ _)>

ダイバーシティな気分。