How does your reality compare to dream?
(夢を実現しましたが、あなたの現実はどんな感じ?)
グランドスラムである全米オープン女子の決勝で、
セリーナ・ウィリアムズを破った大坂なおみ選手がインタビュアーから質問されますが、
「質問とは違うことを話していいですか?ごめんなさい。」
「みんながセリーナを応援していたことを知っています。こんな終わり試合でごめんなさい(T T)」
かねてより、グランドスラムの決勝でセリーナ・ウィリアムズとプレーすることが夢。と公言されていて、 優勝後のインタビュアーからマイクを向けられた訳ですが、
優勝インタビューのはずが、 会場全体からのブーイングを受け、 うつむき悲しくて泣いてしまってます(T T)
試合では、 対戦相手のセリーナ・ウィリアムズは、 大坂なおみ選手のサーブにも、レシーブにも圧倒され、 女王セリーナにとっては経験のない状況におかれ、
コーチが客席からハンドシグナルを送るという反則行為を頻発し、コーチング違反となり、審判から警告を受けました。
それでも流れが変わらないもので、ラケットを地面に叩きつけ、
委縮させんと言わんばかりに、 事あるごとに審判に謝れ、嘘つき、泥棒と罵ってはプレイが何度も中断する。
途中で負けを悟ったんだと思いますが、 審判のせいで負けたという演出をしたかったように見えました。
完全にメンタルが崩壊して、 3度目の警告を受けてゲームポイントまで与えられる展開。
結果は、なおみ選手の6-2、6-4のストレート勝ち。
セリーナはグランドスラム通算23回の優勝を果たしていて、歴代最多の24回(マーガレット・コート)にあと1つと迫り、
出産後初めてのグランドスラム制覇を期待していたアメリカ人観衆からは試合後だけならまだしも、表彰式でなおみの名前が呼ばれれば大ブーイング。
何度となく審判を泥棒扱いしていたセリーナですが、
夢の舞台で勝利を果たした、
なおみの幸せな時間を奪わないでほしかったという気分です。
傲慢なセリーナに対して、
謙虚で遠慮がちなところが本当に日本人以上に日本人らしい。
表彰式で彼女が泣くので北川も泣きました(T T)
なおみは現在20歳、
日本人の母と、アメリカ人の父を持ち、
日本とアメリカ2つの国籍を持つ彼女ですが、
22歳になった時点で、どちらかを選択することになる制度になってるようです。
当然両国から猛烈なアプローチがあるものの、
プロとして活躍後に巨額の金額を提示してきたアメリカよりも、ここまでの環境を整えてくれた日本に恩義を感じるハイチ系アメリカ人の父親が日本国籍選択を勧めてくれているとのこと。
こんな日本人がいて頂けるなら、非常に誇りに思います。
『ESPN』というウォルトディズニー系スポーツ専門チャンネルのYoutubeチャンネルだと、試合の動画が見れますが、
あの状況に動揺せず、淡々と力を発揮した集中力は凄いです。
まさにこの試合は通過点で、2020東京オリンピックにとどまらず今後も活躍してくれることでしょう。心から応援してます☆彡
ナオミ・キャンベルではない気分。