第2の故郷に貢献したい件 社会福祉

 

80代のお母さんが、60代の障碍をお持ちの娘さんと暮らし、身の回りの世話をしていました。

代表を務める北川の親戚のおばあちゃんとその娘さんの話です。

そのお母さんは娘を出産後、毎日家の中で家事と娘さんの世話をし、会社勤めもすることなく生涯を終えました。
残された娘は、その障碍が軽度のためか受入れをいくつも断られながらも、1つの施設へ入所が決まります。

それから20年程経ちました。

未だに全国各地で同様の環境にあるご家庭があることを知り、子供の頃に見たその状況からは何も行動は起こせませんでしたが、大人になった自分には何ができるか。

私たちの1歩ずつの歩みで、ひと家族ずつ、
お子さんの自立支援と、ご家族の社会参加の機会を増やすことができれば。

私たちだけでは、できることにも限界がありますが、
ご協力頂ける個人や各種団体、企業、医療機関の方々に感謝しながら、
私たちの暮らすこの街で、障害者グループホーム待機者ゼロを目指します。

障害者グループホームは、
まだまだ全国的にもレアな存在で、
この地域でもまったく認知されていない中、協力頂ける医療機関が決まった際は本当にありがたく、感動しました(T T)

また、
北川がコンサルをさせて頂いているお客様も想いを共有頂き、

姫路市内で3社、たつの市内で1社が、
障害者グループホームの立ち上げに動いて頂いています。

それぞれ本業で大きく成果を上げられている方々ばかりです。

だからこそ、

自分たちが活躍させて頂けているこの地域に対して、

恩返しや、恩送りができるよう、
これから協力して精進していければと思います。

幸先よく先陣を切る北川の会社で運営するグループホームですが、来月にオープンさせて頂けそうな運びです。

スタッフの方もまだまだ募集中ですが、着々と集まって頂いています。

今日明日は東京にいるんですが、
今週半ばから、スタッフと手分けしてパンフレットを姫路市内、たつの市内、揖保郡太子町内の福祉施設等に配布して、入居者を募るのと同時に、
次にどのエリアで開設を希望されているかのご要望を頂ける関係を構築させて頂こうと思っています。

消防工事とバリアフリー工事が今週あたりで完了し、
来週で備品関係を納品、
体験利用や内覧会に向け、スタッフ教育やミーチング。

大変ですが、遣り甲斐がありすぎです。

人は違うから価値がある。
より多様性が受け入れられる社会をこの活動を通じて感化できれば良いなと考えております。

いつも感謝です。

来月オープンしそうな気分。