レタスを丸々8個摂取する件 経営コンサル(究極の逆算®)

 

おはようございます。職人型コンサルタントの北川哲平です。

突然ですがみなさん、
おなかやお肌の健康のため、食物繊維は摂られているでしょうか?

健康のため食物繊維を摂取するためにファイバー飲料を買うとしたら
どちらを購入されますか?

A:食物繊維が『20g』入ったAファイバー飲料
B:食物繊維が『レタス丸々8個分』入ったBファイバー飲料

SC-L

実は、レタス1個分の食物繊維は約2.5gしか含まれていません。
なのでレタス8個分となると、
2.5g×8個分=20g
要は、AもBも同じ食物繊維が含まれていることになります。

ファイバー飲料に限らずですが、
消費者が商品を購入するときは、その商品が自分にとって価値があるかどうかで判断すると思いますが、
その価値というのは、
絶対的価値と相対的価値に分けることができます。

今回の例で言うと、
Aの『20g』という表示は絶対的価値にアプローチした表示方法になりますし、
Bの『レタス8個分』という表示は、20gという絶対的価値をレタスと比較した相対的価値にアプローチした表示方法になります。

今回のケースだと、北川が客だったら、
20gってそもそも何なん?と疑問にもってしまいます。

一日の食物繊維の食事摂取基準が約18g(体型による)のようなのですが、
その数値と比較して、
『一日分+αの食物繊維』と書いてあったら、
+αが余計によさそうですし、ラベルなどに摂取基準の説明が書いてあったら買ってしまいそうですw

絶対的価値と相対的価値、
どちらの表示方法で、どういう表現が効果的か、
商品、サービスによって、
または、販売したいお客様によっても異なります。

お客様がどう感じるか。
購入前に価値をイメージして頂き、
購入後に価値を感じて頂ける商品、サービスを提供していきたいですね。