見殺しにする事を商売にする人がいるんですが、 ひとつでも命を救いたい件 社会福祉

 

保健所で殺処分される犬猫は年間約8万頭。
一日200頭が殺されていることになります。

ペットとして飼ってたけど、入院したり、亡くなったり、被災したり。

いろんな事情があるかと思いますが、
2012年に動物愛護法の改正で「終生飼養の責務」が定められたことで、「可愛くなくなったから」「引っ越しで飼えなくなったから」などの安易な引取りの申し出を保健所が拒否できるようになったからか。

保健所で引き取る8割以上が、飼い主不明の状態。
責任が持てる範囲にしか、自由は無いのに。
無責任なノリで飼って、捨てる人もいれば、引き取って、救う人もいる。
動物愛護団体や行政の取り組みもあって、殺処分の頭数自体は近年徐々に減ってはきているものの、
それでもまだ年間8万頭、1日200頭。
ただこの数字は氷山の一角で、あくまでも保健所で殺処分された数字。

ペットショップや繁殖業者の依頼を受けて犬猫を引き取る「引き取り屋」って呼ばれる業者の存在をご存知でしょうか?

1頭あたり数千円から数万円。お金をもらって犬猫を引き取るわけですが、
ゲージに閉じ込め糞尿の処理もされず、劣悪な衛生環境の中で病死したり、ろくに食事を与えられず餓死したり。
中には共喰いをするケースもあるようです。

2012年の動物愛護法改正までは、ペットショップやブリーダーは、保健所で在庫処分ができたけど。
今ではそれができなくなった。
とりあえず仕入れたけど売れないし、保健所に持っていくのもできないし、捨てるのも忍びない。
(捨てたぶんは、先の200万頭のうち飼い主不詳の数字へ)

直接手をくだす訳じゃないし、引き取り屋にでも処理してもらうか。
公に統計を取りようが無いんですが、保健所に引き取られる頭数の何倍何十倍とも言われています。

みなさん、犬や猫を飼う際は、なるべくペットショップで買わず、まずは動物愛護団体などで保護されている子を迎えてあげてほしいです。
飼い主の年齢や収入、生活環境によっては保護犬や保護猫を引き取ることができないんですが、そういう方は、基本的にペットを飼う資格がありません。再び寂しい思いをさせないために、保護団体の方はキッパリ断ってくれます。
(自由を享受できる責任を負うだけの能力が、客観的に見ると無い事を教えてくれます。)

保護団体から断わられる方でも、例外として、自分に万一があった際、家族や親戚など周りに協力が得られることを確認して、保健所などの世話になる必要がないと保証できるならペットショップに行けば良いと思います。
多くの方に事実を知って頂き、これからペットを飼う方はご考慮頂きたいです。
何はともあれ、毎日多くの命が捨てられ、殺処分され、見殺しにされています。
添付している写真もまさに今、保護されている犬たちです。

北川の会社では、社会福祉事業として障害者グループホームを運営していますが、そのホームで保護犬を迎えることができないか。
先週、年に一度の事業部での全体研修&会議がありまして、これから開設するホームは犬と暮らすことを前提として立ち上げる旨。
既設のホームでも前向きに検討していく旨をみんなに了承頂きました<(_ _)>

手間も増えるし、コストも増える。
ご近所への配慮、万一噛まれたら。
リスクもあって、デメリットな点が多々あります。

ただそれを上回るメリットが多くあると思うんです。
利用者さんにとっても、スタッフのみんなにとっても。
地域への恩返しの1つとして始めた社会福祉事業ですが、もう1つ社会的責任を負っていきたいと考えてます。

それと北川の個人的偏見ですが、犬好きに悪い人はいません☆彡
犬好きが集まる、犬と暮らすグループホームの開設を予定してます。
既設のホームでも、スタッフが飼っているワンちゃんを勤務時に連れてきてもらいつつ、保護犬を迎えられるか目下検討中です(^^)
次の新設のホームは、姫路市内で物件探しを始めていますが、犬を飼いたいけど、生活環境や年齢など、諸事情で犬が飼えない方にこそぜひ参加して頂ければ有り難いですし、すでに飼ってる方には、犬と一緒に勤務してもらってOKの職場にしようと思ってます。
犬好きの方々、集合してください(^^)
ご興味持って頂ける方はお気軽にお問い合わせくださいませ☆彡

いつもありがとうございます。