どうもです。
イタリアで投稿できてない写真がいっぱいあったので、
帰省の新幹線で投稿しようとしている北川です。
年末に長文を書いてご覧頂けるのか疑問ですがw、
年末長文チャレンジです。
旅で得た教訓的なものをシェアするんですが、
旅に出て、行ったことの無い場所に行くと視野が広がりますね。
日々の現状で起こっていることは、本当に狭い世界の話で、
遠くに行って自分を客観視することで、思いもよらぬ解決策が見えてきます。
今月行ったイタリア出張は、
レザーの工場や工房、販売店などを回ることが主たる目的でしたが、
せっかくなので観光もしたり、
仕事も結局通常通りやったりで、
非常に充実した1週間になってました(#^^#)
ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマと3都市に滞在していたんですが、
イタリアの交通機関には、改札がないのでビビります(^^ゞ
電車の駅に入ったらいきなりホームですしw、
トラム(路面電車)も、バスも一見、乗車が無料っぽく見えますw、
よく見ると打刻機みたいなものが設置されていて、自分で切符に打刻しとかないと、運賃の百倍級の罰金が取られるようで、
よく訳が分かってない外国人が罰金を取られているそうです(^^ゞ
セキュリティの関係か、地下鉄だけは日本よりも厳重な改札があったりしました(^^ゞ
イタリアは長期にわたって不況が続いていて、
若者の3分の1が失業中ということもあり、治安も心配してましたが、
これと言った事はありませんでした( ^^) _旦~~
ただイタリアは、シリアからも距離が近く、
ヨーロッパの入口に位置してて、他国への通過点になっていることもあって、
ローマではとくに移民らしき方々が非常に大勢おられました。
とくに帰国時は、1人で歩いていたこともあり、
10人以上は、お金が欲しいと声を掛けられました(#^^#)
何される訳ではありませんが、
歩いてても、止まってても、どんどん人が寄ってきます(#^^#)
自動販売機で空港行きの切符を買おうにも、
近くをうろつく人がいるどころか、
数分おきに数十台ある自販機の釣銭口に順に手を入れてチェックして回る人がいたりで、かなりカオスな状態でした(^^ゞ
そんな中、自分の切符購入をサポートしようとしてくる中東アジア系のお婆さんがいたので、さすがに警戒心MAXな感じです。
そのお婆さんですが、
意外にちゃんとサポートしてくれて、乗り場まで教えてくれました。
それで、やっぱりその後には、
「私はお金が無くて困っているの。」と言われるもんで、
お釣りのぶんだけ渡してしまいました(^^ゞ
明らかに駅員ではない、知らない人に切符購入のサポートを受けるって、
絶対にマネをしない方が良い行動ではありましたが、
どうやらそのお婆さんは、その後も外国人風の人が切符を買おうとするのを見ては、声をかけに行ってました。
これもお婆さんにとっての今できる精一杯のことなのかなと思いつつ、
ただただお金をクレクレ言ってくる人たちがいる中で、たくましさすら感じました。
状況は違えども日本でも同じような光景があるなと、シンクロするものがありました。
先日も数年ぶりの方からメッセージを頂きました。
何度かお会いはしてますが、お客様ではない方です。
「○○っていう商品を××の方と共同開発するんですが、
まず何からやったらいいですか?」
ってメッセージが来ました(#^^#)
知ってる方ではあったので、
「コンサルの依頼ですか?」
って返答はしてみたんですが、
「共同でやっている人にも聞いてみないといけないんで、確認してみます。」
と返して頂きましたが、
「いや、違う方にご相談ください。」
的な返答に合わせて、知らない方ではないこともあり、
「飲食店やってる方に、お腹がすいたから、お金払う気無いけど何か食わせて。
と言ってるようなもんでヤバイですよ。」的な言葉を添えました( ^^) _旦~~
それでその方は、理解頂きましたが、
この類のメッセージって結構くるんです(#^^#)
しかも超抽象的な質問で、そもそも答えようもない感じです。
余裕(心)がない人って、
相手への配慮とか何もなく、とにかく自分が何か得たいから何かクレっていう状態で、
北川には、移民の方がお金をせびってくる様と非常に重なりました(^^ゞ
ただ、
人は意識ひとつでどうにでも変われるもんなので、
自販機お婆さんを見本にしないといけません。
お金は使うとなくなりますが、
心は使えば使うほど増えていくので、
いかに良き心を投資するかですね。
どんな状況であっても、
自分を客観視して、相手の心を含めて自分の行動を俯瞰、客観視できるかって、とても大事かと思います。
ちなみに俯瞰ができていないと、
とても不安だという体験もイタリアでしてきました(#^^#)
ヴェネツィアからフィレンツェへの移動は、
ヴェネツィア発、フィレンツェ着だったので、
なんてことなく大丈夫だったんですが、
フィレンツェからローマに行く際のことです。
夕方にフィレンツェで、ローマ行きの高速鉄道に乗って、
席で切符を確かめてたら、
なんとナポリ行きってなってるじゃないですか(ToT)
夕方と言っても緯度が高いんで、17時台には結構暗くなっちゃうんです。
ローマに行っての予定もあったので、遅刻する訳にもいかないし、
それどころか乗り間違えてたら、ホテルが空いてる時間にローマに着くんだろか。
異国の地で、
か弱い男一人
正直焦りましたw
WiFiを持っていってたので、
まずは、フィレンツェ、ローマ、ナポリの位置関係を調べてみよう!
と、地図を調べてみたら一気に不安が解消しました。
フィレンツェとナポリの間にローマがあるじゃないですか(^O^)
イェーイ!
無事ローマに辿りつくことができたんですが、
目的地が明確でも、進んでいる方向感覚が分からなくなると焦って余裕がなくなる。
という心境を体感することができました。
まあ大した話ではないんですが、
『目的を見失う、曖昧になることでの心境の変化』というものが、
あるんだなと。
日々の業務に追われて視野が狭くなり、
目の前のことで忙しいという状態だったら、こんなことが起きてるのかもしれないなと。
経営者として定期的には状況をなるべく広い視野で俯瞰し、
目的地と現在地の2点を捉えることで、
どの方向に進むべきか逆算し、
その道のりが長ければ経路を分解して、一歩一歩。
自身初のヨーロッパとなるイタリア旅行でしたが、
とてもステキな出会いや気づきの多き旅となりました。
ご縁頂いたイタリアの方々に感謝ですし、
現地でアテンド頂いた方々にも現地在住ならではの情報や人脈を共有頂けたことで、
普通に旅行に行ってもできない数々の経験をさせて頂くことができました。
イタリアでの経験も会社に、
自分の人生に整理して落とし込んでいければと思います。
という文章を、
姫路発広島行きの新幹線内で書き上げられましたw
長文お付き合い頂きまして、感謝です<(_ _)>
今日この後の高校時代の応援団で集まる忘年会も楽しみですが、
来年が楽しみで仕方ないです。
以上です。
広島に帰りながらイタリアの投稿をする気分
姫路発広島行きの1時間、年末長文チャレンジをする件 レザー姫路本陣(企画・製造・販売) 代表北川哲平の諸々