ルール変更に合わせて準備が必要な件 代表北川哲平の諸々

 

ようやく、TPPが大筋合意まで辿り着きましたね。

簡単にTPPとは、
環太平洋戦略的経済連携協定の略で、
ペルー、日本、シンガポール、アメリカ、
ニュージーランド、チリ、ブルネイ、オーストラリア、
ベトナム、マレーシア、メキシコ、カナダ
の12カ国が、
おもいっきり自由度を高く、
人や物が行き来できるように新しいルールをつくろうというものです。

企業自体や、労働者、商品、サービスが、
この12カ国間では、行ったり来たりがしやすくなります。

まだ詳細まで詰まっていない項目も多くあるようですが、
大筋合意の内容だけ見るだけでも、
国自体のあり方が変わるレベルのものになっているので、
影響が無い業種が無いと言えるくらいのルール変更です。

(今月発表された協定概要、内閣官房TPP政府対策本部より)
https://www.cas.go.jp/…/tpp/pdf/2015/10/151005_tpp_gaiyou.pdf

別にTPPがなくとも、
二国間協定など多く進展中ですし、
ITとか物流などの環境を考えると、この12カ国内に限らず、
どんどん国境って意識しなくてOKになっていってますし、

安価な労働力、
優秀な商品・サービス、
国際標準化していく合理的なルール、
先進的な経営をする企業の数々、

世界に出なくても、
世界から入ってくる。

横並びのビジネスをやっていると、
容赦なく淘汰される時代に入りそうです。

変化の時代に大切にしたいのは、
変化への対応能力。

発想力や着眼点などクリエイティブな能力もさることながら、
一番大事なのは、日々の整理整頓と感じます。

目の前の仕事に追われて、
改善・成長・変化のための時間を疎かにすることのないよう、

無駄な仕事をやってる場合じゃないですし、
経営者が作業をやってる場合じゃありません。

必要な仕事を優先順位の高いものから順番に、
ひとつずつ集中して取り組む。

そのための情報の整理整頓の方法を、
本日のLifespan経営塾の公開収録では、解説させて頂きます。
(毎月第2木曜日にLIVE配信→翌週以降オンデマンド配信)

先月は書類の整理方法について解説しましたが、
今の時代、紙のまま保管しておく意味があるもの自体が少ないです。

パソコンのデスクトップやマイドキュメントに、
データファイルが「常時」存在することは、
セキュリティ上も、組織で情報共有する上でも論外ですが、

一個人の頭の中も整理整頓されていないと、
いろんな情報が入っては積み上がる、
緊急性の高いものだけ慌てて引っ張り出して着手の繰り返し。

報連相ができていない組織は、
各自の頭の中(+デスクトップ・マイドキュメント)が共有できず、
組織として無駄な業務を繰り返してしまいます。

整理、整頓、清掃、清潔、躾。
来た時よりも美しく。

日本人の素晴らしさを見せつける時代にしたいですね。
いつも感謝です。それでは、どうもです。

1 待った無しの気分