花蜜さんの件、最終告発動画とそれに対する青笹社長のZOOM会議公開動画まで拝見させて頂き分かりました。
花蜜さんは北川と同じ勘違いをされていると思います。
北川は虎として1年ちょい、令和の虎に出演させて頂いてましたが、いわゆる出資遅延問題での番組側の対応に納得がいかなくて身勝手に引退をさせて頂いた経緯があります。
その時、北川も同じ勘違いをしていたんですが、
令和の虎で番組上ALLになったら、収録した内容、放送されている内容のとおりにお金が動くものと思っておられるのかと思います。
マネーの虎時代から札束をドサっと渡すイメージもあって、
少なくとも番組終了後には、当然にお金が動いているものと思っていましたが、そうじゃないんです。
マネーの虎時代も収録内で虚偽の発言があって出資が取り消されたケースも記憶してますが、
それに加え、今回の花蜜さんのケースのように一定の与信審査があったり、実際に支出する資金使途に限定した支援になるというケースが存在します。
さらには、契約締結に向けた取りまとめを志願者側が主体的にする必要があり、やり取りがスムーズにいかずそのまま流れてしまうケースも知っています。
いずれも虎側に悪意は無いですし、実際悪く無いと思います。
そもそも前提となる番組に対するスタンスが違うんです。
今回の一連の動画や虎の方々のX(Twitter)の投稿を見ていても、
『完全ALL=希望金額の支援』ではないという発信をされていますし合点がいきます。岩井社長も同様のスタンスのようですし、そもそも番組内で交わしたと思っている約束のレベルが双方でズレてるんですよね。
花蜜さん的には、なぜ番組で公然と3000万円融資するという話になっているのに、その通りに支援してくれないんだということになります。
ただ虎側としては、当然にお金を出すことは前提としながらも、金銭トラブルの噂も耳に入ってくるし、ALLの条件となっていたサブスクの申込もすぐに大半が解約されているってことは申込自体が自作自演だったという疑念もある。
なので与信を慎重に判断したいけど、何にいつどれだけ必要か資金計画を聞いても明確な回答が無い。
これについては、なぜ明確に回答できないのか北川も疑問です。
北川だったら、資金計画が即時回答できずとも、ZOOM終了後に整理して虎側に共有していたかと思いますし、融資を受ける側からこの回答が無いんだったら支援したくないって気持ちになってしまうのは理解できます。
ZOOM会議内でも、この資金計画で必要と分かれば3000万円支援するって話も明確に虎側から出ていますし、そこは共有しておけば良かったのに、とは思います。
いずれにしても、完全ALLだからといって、希望金額どおりお金が動く訳では無いんです。
そもそもの番組に対するスタンスの違いがあることが発端で、
双方に責任はあるにしても、一方的にどちらが悪いという話でも無いのかと思います。
ただ今後のためにも、
ルールブックでALLとなった後の流れがよりオープンになれば良いのかなとは思います。
ALLとなった回の番組収録後は、
虎と志願者のグループLINEが運営側で作ってもらえて、あとは当事者同士で進めてくださいという形になります。
複数の虎がからむ場合はとくにですが、
誰かが仕切らないと話が進みません。
北川の場合は番組で支援した方が14名おられるんですが、
スマート御守りの石川さん以外の志願者さんでは、北川が仕切って話を進めてました。
そもそもが番組の内容のとおりに契約を締結するってどうしたら良いんだって、取りまとめできる志願者さんは少ない印象でしたし、虎の方だって専門も違えば法律的なことは分からないって方がいてもおかしくありません。
例えば、個人事業者の方に投資で支援するって、どういう契約でまとめていけば良いかって結構むずいです。それも毎回ケースバイケースでフォーマット化もしにくい。
北川はたまたま税理士事務所に8年勤務していて、M&Aや事業投資などの契約書を見る機会も多かったため、当事者として他の虎の方や志願者さんに提案ベースで話を取りまとめてはいました。
ただ法務的な内容が分かっていてもマジで手間ですし、本来その手間はお金を受け取る志願者側が手配すべきものだろって話ではあります。
現在は出資遅延問題を受けて弁護士さんがグループLINEに参加頂いているようなので、大幅に改善されていると思いますが、それでも志願者さん側の主体性が無いと進まないケースもあるのかと思います。
法務的な内容がクリアしても、北川が進めていたケースでも、虎の方々はお忙しいので、リアルタイムのやり取りが大変な方もおられてなかなか事が進まないこともありました。
とりあえず北川が立て替えて事業を進めてもらうということも何度かありまして、未だに立て替えっぱなしのケースもあったりします。
このような状況ではあったため、当時北川が関わっていない回では、お金が動いてないケースはあるんじゃないかと容易に想像できました。
でも本当に虎側に悪意はないんですよね。それも分かってはいました。
北川はオンラインサロンメンバー出身の虎だったので、実際にサロン内で志願者さんから相談受ける機会もありまして、中には結局諦めましたみたいな話も聞くことがありました。
何度か岩井社長に相談させて頂いたこともあり、その際は親身に対応頂けていましたが、なにぶん当事者は虎と志願者ということもあり、過去の志願者さんでいうとそのまま未解決になってる方も見受けられます。(実際に番組上は北川の出演回じゃないけど、支援をしている方もおります)
最近でも北川引退後に出演されている志願者さんから意図に反してお金が出なかったという話が、たまにですが入ってます。
おそらく法務的な面がクリアになっても、主体的に虎とやり取りをするというのが困難な方もおられるということだと思います。
まあ今回の花蜜さんの件でも明らかになっているように、
完全ALLで終わった回が、何かしらの条件がクリアにならないと希望金額どおりにお金が動かないということがあるんですよね。
スタンスないしやルールブックをより明確にして、
同じ認識のもとで番組に臨まないと今後も悲しい思いをされる方が出てくるのかなと思います。より良い番組のためにも、さらなる改善があれば良いなと願う次第です。
いずれにしましても、ペットの里、
花蜜さんが取り組まれている活動、とても素敵ですよね。
北川も自宅と会社で4頭の保護犬と一緒に暮らしていまして、
ドッグトレーナーさんに家庭内で暮らせるよう指導してもらったり、毎週ドッグランに連れていってもらったりしてます。
犬猫の殺処分ゼロへの思いもあって、
令和の虎出演時の北川のプロモーション動画でも、保護犬を散歩している場面を入れていた次第です。
花蜜さんは北川の何倍何十倍とご尽力されておられますし、本当頭が下がります。
今回の件では大変な思いをされたかと思いますが、過去ALL善。
今後のご活躍で過去のすべて、今回の事ですら良かった事になる日を祈念いたします。ささやかながら北川も支援もさせて頂きますね。
結論:誰も悪くない。
令和の虎って、どこまでも社会的意義の高い番組ですよね。