自殺したい。死にたいと思ったことがある人は一度ラオスに来てほしい件 代表北川哲平の諸々

 

15年前、北川の親戚にも自殺で命を落とされた方もいるので、
このお話はとても刺さりました。

ラオスに20年以上住んでおられる毛利さん、なんと姫路出身☆彡
長年ラオスにいる中でつくづく感じること。

『日本で死にたいと思う人がいれば、ラオスに1回来てみてほしい』

ラオスのパクセーでそんな話を聞けたので、動画を撮らせて頂きました。
自殺までいかなくても、落ち込んだり、へこんだりする回数が、ラオスに来るときっと減りますよ。

動画の内容は以下にも抜粋してますが、
よければ動画もご覧ください。

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日本は自殺する人が多い。ラオスはほとんどいない。
日本で自殺したいと思ったら、ラオスに1回来てみてほしい。
来ても死にたかったら仕方ない。

そもそも死にたいと思っている人がラオスに来るとは思えないが(#^^#)

でもずっとそう思ってる。

日本はこうでないとだめ、こうあるべきという考え方がある。

学校に行かないと。世の中の役に立っていないと生きている価値が無い。
ラオスは誰もそんなこと考えていない。

働きたいときに働く。働けない時は働かなくていい。
助け合いで生きている。なんでも生きていればいい。

自分が大変な時は家族や親戚が助けてくれる。
そうでなくても寺に行けばなんとかなる。

他人に対してすごい大きな迷惑をかけなければ、なんでも良い。
となりの人が働いていようがいなかろうが、どうでもいい。

人のことは気にしない。
だから人からどう思われるかも気にしない。

ただ、めっちゃ儲けている人が寄付をしないなら尊敬されない。
今儲けている人が10年後どうかわからない、逆もしかり。人生だから何があるかわからない。

ある人がない人に与える。
みんながあげるし、みんながもらう。

他人に施すことで徳を積む。仏教の考え。

ラオスには公共的な制度が無いので、
みんなが支え合って生きている。

ラオスを1番表す言葉『スワイカン』
スワイ=助ける カン=お互い

良いことも多いが、ちょっとだけ悪いこともあって、
カンニングもスワイカン(相互扶助)
学校の先生すら止めないw
これはおかしいと思うけど、
要は、自分だけでなく、みんなでよくなる精神。

社会主義ということもあるかもしれないが、たぶん文化。
田植えや稲刈りも農村で順番に一軒ずつやる。
助け合わないと生きていけない。相互扶助の農村文化。

大家族だから、コミュニティがあるから誰かが働けばいい。

ラオスには都会がないので、都会に出て仕事がなくスラム化する人がいない。
そもそも住居を変えるにも村長に届出が必要など、移動がしにくい。
競争意識も少なく、死のうと思うまで、嫌なことをしない。

あとラオス人は怒らない。
子どものころから、褒められすぎだろって思うほど、褒められるだけ。
好きなように育ってくれれば良い。

なので逆に怒られ慣れてない。

お坊さんも諭すことはあっても絶対怒らない。
ラオスの全男性は成人までに出家されてるので、その精神が宿っている。

怒る人は人格者ではなく、怒られた時点で、大きい声を出された時点で、その人は相手にされない。

我慢が苦手。
だから我慢しない。

好きなことを好きな時にして生きていく。

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確かに1回来たらわかります。

日本人はこうあるべきだって固定観念に縛られて、そこから外れると死にたくなるほど落ち込んでしまうけど、
ラオス人のように、テキトーに幸せに暮らしても良いんだなって思います。

みんな同じである必要がなく、みんな違うから素晴らしい。

失業給付、自己破産、生活保護、健康保険、年金などなど日本に当たり前にある制度がラオスでは整備がされていないか、あっても不十分。

ラオスは身内が世話をするので、人の心に触れやすく、
日本は制度があるぶん、その制度の手続きに触れることがあっても、人の心に触れにくいのでは。

制度として出来上がってるぶん、権利意識からか。
もらえて当たり前、プラマイゼロ。
そこから減ることがあれば、マイナス。
そんな感情を持っている人を見ることがあります。

あげる側も、もらう側も謙虚にあるべきで。

とはいえ、公的扶助も絶対にあったほうが良い。
日本は公的扶助にラオス的な相互扶助の精神が加われば、より幸せな国になるんだと思います。

お金より時間、時間より心。

ラオス人から学ぶことは多いです。

ということで、先ほど日本に帰ってきましたので、適当(テキトー)に仕事しようと思います ^^) _旦~~

いつも感謝です<(_ _)>