【※閲覧注意】なぜ世界から貧困が無くならないのか考える件 代表北川哲平の諸々 社会福祉

 

上品めなレストランで食事しながら、ふと昨晩の光景が少し印象的だったので、
ちょっとだけ考え事をしました。

※最後3枚の写真
薬物を吸いながらエヘラ笑いをしている青年
自分の唾液で道端に絵を描く少年
酒を飲みながらダンスしている集団のそばで眠る家族(動画もアリ)

ホームレスはヨーロッパでも日本でも、どの国でも見かけるので、カンボジアが特別どうこうじゃありません。(ラオスだけ見ませんでしたが)

たまたま、騒ぎ楽しんでる人たちの横で寝ている家族を見かけ、そのコントラストが印象的だっただけです。
音響設備まで持ち込み済みなので、きっと長時間騒いでるはずですが、なんでわざわざ。
命乞いをするには繁華街の路地だと都合良く、そのまま同じ場所で生活しているだけと言うことなんでしょうか。
小さい子が4人、ダンボールを引いて寝ていて、 お母さん?なのか、子供がぐっすり眠れるようにダンボールで扇いであげてます。
近くにも何組か家族が寝ていて、服を着てない子供も何人かいます。
きっとこの子たちは学校に行けてないんでしょうね。

貧困問題は日本にもありますが、
日本は生活保護もありますし、人と比べると貧乏なだけ、相対的貧困なだけで、
セーフティネットが無い国では生きていく最低限の衣食住がままならない絶対的貧困の人がいるわけです。

以前にも投稿しましたが、北川も高校時代、
大学に行きたいと言うと、
おばあちゃんからは
「あんたがそんなに偉くならんで良いんよ」
父からは
「誰がスポンサーになるんや」

中学高校の6年間新聞配達をしていたので、
大学も新聞奨学生という新聞配達の給料を学費にあてながら食事付きの寮に住めるという制度で大学に行くことを家族に相談していました。
結局は母が進学を希望している北川を思って、父の給料から一部を進学用に積み立てていてくれたり、おばあちゃんも援助してくれたり、 他の学生とはモチベーションの違う大学生活を送ったもんです。
結局北川は恵まれた家庭に育ったんですが、
経済格差が教育格差を生むというのは実感してます。

なんでも情報が手に入るインターネットが安価で利用できる時代なので、パソコン一台あれば、
勉強できるし、仕事だってできる。
収入が無くても、生活保護費から買う気になれば買える。

日本では、意識や考え方1つで負の連鎖を断ち切れる時代です。

そもそもその発想にすら至れない。今日の食事に困ってるのに、パソコンなんか買おうとも思えない。

勉強できない。稼ぐ手段は限定的で、それがダメなら犯罪をしないと生きていけない。

資本主義経済が進めば進むほど格差が広がっていくもので、格差が広がったとしても、
最低限の生活保護、せめて教育だけでも施してあげられないか。

お金や食事、物資を渡し続けたところで依存者を作るだけなので、
教育を受ける機会を作って、稼ぐ力を養ってもらえないものか。小さい子供もそうですが、年齢は関係無いかもしれません。

パソコンとネット環境、
簡単ではなくても「意欲」さえあれば誰でも。
自分ひとり、自分の家族を養うくらいの収入を得ることは出来ます。

事業を立ち上げるのは難しくても、
エンジニアやプログラマー、クリエイティブなデザイナーまでならなくとも、v データ処理、Web編集的な仕事は世界中どこの国でも無茶苦茶にあって、ネットがあれば世界中の会社と繋がれるわけで、繋いでくれる用の専門サイトも山ほどあります。
それも自分の国が後進国、発展途上国であればあるほど、先進国から仕事をもらうことで、物価の差をアドバンテージに変えることが出来ます。

パソコンと語学を学べば、
今の環境から抜け出せる。
自分と家族を幸せにできる。

そのためのハシゴを一人でも多く掛けてあげたいな。

今でも世界中に支援や寄付ってありますが、それらが意味のある形のものが増えるだけで、貧困って無くなっていくのでは。

だんだんと自立していける支援。
中には支援をする側に回る人も現れる。
貧困が無くなっていく。
犯罪が無くなっていく。

その過程で仕事の関係先としてだけでなく、
一部は仲間や友達として。
国際的な人間関係を持つ人が増えていく。

知り合いがいる国の出来事は無関心ではいられない。

攻撃や嫌がらせをしようとは思わない。

国際的な人脈を持つ人が増えれば、
世界が平和になっていく。

社会貢献的な動きは50代になってからと決めてましたが、だんだん我慢できなくなってきました。
障害者グループホームに、今年開設予定のレザー工房も、社会福祉や地域貢献が意図ですが、あくまでもビジネスの範疇。

ビジネスじゃ無しに、なんか自分にも出来ないものか。

ちなみに、今年から支援を始めたDAREDEMO HEROは、形は違えども、まさに自立のための支援を実践されてます。
パソコン一台で貧困を抜け出す。
まずはそんな支援をしている団体があるのか調べてみようと思います。

ということで北川は、ごはんを食べたらプノンペンからシェムリアップという街に移動します☆彡

↓ただの朝市の一コマ①

↓ただの朝市の一コマ②